ワガママになってませんか?一人暮らしに慣れてきたら注意しよう

楽しい一人暮らし!毎日わがまま放題~!!好きな時に好きなことをしても、誰にも文句を言われない生活。ああ、楽しい~~!!

このブログでは、一人暮らしを楽しむコツをご紹介してはいるんですけど、こんな感じで一人暮らしを楽しみたいとは、正直、私は思いません。なぜなら、人間は他人とのかかわりの中で生きているからです。なんて、とつぜん大きな話になっちゃいましたね。どういうことかお話しますね。

一人暮らしの悪いところと良いところ、という記事を書きましたけど、それに書かなかった大切なことがあります。それは、一人暮らしの最も悪いところ。「ワガママ過ぎる生活になってしまう」ということです。

一人暮らしをしていると、好きな時に好きなことができます。誰にも文句を言われません。部屋がとっ散らかっていても、誰も「片付けなよ!」とは言わないですし、スナック菓子ばかり食べてゲームばかりして一日が終わっても、誰も健康を気遣ってはくれません。

そのことで、身体を壊してしまったり、精神的に不健康になってしまったりするのは、その人自身の責任ではありますけど、もっと困るのは、ワガママな生活に慣れてしまって、人との上手な関係が築けないことがある、ということです。

他人と暮らしていると、それがたとえ身内でも、気を使います。人の気持ちを考えて生活するようになります。そこから、人にされたらイヤなことや、言葉の使い方を学ぶことがあるでしょう。

しかし、一人暮らしが長くなると、そのような経験が薄くなってしまう。もちろん、一人暮らしだとしても、仕事や趣味などで人に囲まれて過ごしている人なら、話は違うと思いますけれど、あまり人と触れない仕事で、しかも一人暮らしだったりすると、どうしても、ワガママになりすぎてしまう傾向があるみたいです。

たとえば、ご主人に先立たれたお年寄りのご婦人が、子どもたちもいなくて、何年も一人暮らしの年金生活をしているうちに、どんどんワガママになってしまい、ちょっと外で友達にあっても敬遠されてしまう・・・なんて話が実際にあるみたいです。このように、一人暮らしには、自分を客観的に見られないという大きなデメリットがあるということも、覚えておくべきでしょう。